2015/OCT/26 「プリズレンの子供たち」

コソボ最初の町、プリズレンには夕方に着いた。中心に川が流れ、その周りにはカフェやレストランがあり、なかなか良い所に思えた。コソボはロシアや中国に独立が承認されていないが、アメリカやEUの後押しでどんどん国の機能ができてきている。国連治安維持軍が常駐していて、まだ危ないのかなと思ったがそんな事は全く無さそうだ。

始めに行った宿はイマイチだったので、もう少し歩いて、City Hostelという宿に落ち着いた。

翌日町を歩いて回った。小さな町で23時間もあれば一通り見れたが、古い教会やハマムなどの遺構はすべて閉じられていて、オープンするにはかなりの改修が必要そうに見えた。旧市街を見下ろす丘の上には砦があり、町が見渡すことができた。この町は子供たちが元気で何度も写真を撮ってくれと頼まれた。その後は決まってFaceBookで写真を送ってくれと言って、FaceBookInvitationを送ってくる。宿に戻り承認したとたん「私の写真はまだか?」と催促のメッセージが送られてきた。それも友達を承認したすべての子供から。なんだこの遠慮のない子供達は!と思ったが、すぐにみんなに写真を送ってあげた。しかもフォトショまでして。


コソボもアルバニア同様ケバブとハンバーガー、ピザくらいしかないので自炊しようとスーパーに行ってみた。野菜や果物、それ以外の食料品もおおよそ安かった。中でも鶏肉がダントツに安く、冷凍の500gくらいの骨付きを買うと0.44ユーロだった。よく見るとラベルに0.80/Kgと書いてある。いったいどうやったらこの値段で売ることができるのだろう。今まで見たどの国よりも圧倒的に安い。謎だ。






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