2016/JUN/27 「かなりユルめのキャンプ場」

3泊したハラレを出て、今日はグレートジンバブエのあるマシンゴへ移動する。暗くならない内に着きたいので10時に宿を出ることにした。ミニバスを乗り継いでムバレバスターミナルに着くと、客引きが「こっちだ!こっちだ!」と荷物を担いで歩きだした。おかげですぐにバスは見つかったが、出発は12時らしく、まだ一時間も先だ。結構待つなーと思ったが、実際にバスが出たのは二時間後の13時だった。アフリカだと大型バスなのに満席にならないと出発しないものもある。普通大型は時間で出発するでしょと安心してるとこういうことになる。

しかも、このバスは途中、色々な所でさんざん停まり、三時間で着くと言っていたのに、着いたのは夜7時過ぎだった。辺りはもう真っ暗。今夜は遺跡の入口にあるキャンプ場に泊まる予定だったのに、そこまでの交通手段がもう無さそうだ。遺跡はかなり離れているので歩くのも無理だ。

マシンゴの町は、夜は明かりがなく、真っ暗だ。電力事情がよっぽど悪いのだろう。広めの通りが碁盤の目のように通り、両側に低層の建物が見えるが、暗くて店も人もわからない。車に轢かれないように気をつけて、宿を探そうと歩いていると、通りがかった車が、横で止まり、「グレートジンバブエか?」と話してきた。「グレートジンバブエに行くのか?」と逆に聞くと、「グレートジンバブエの近くの家に帰るところだ」と答えた。「乗せてくれるのか?」と聞くと「オーライ」と答えた。良かったと思い、念のため「お金を払う必要はある?」と聞くと、「ある」という。やはりタダではなかった。。。値段を聞くと驚きの20ドル。ありえない金額だ。昼間なら乗り合いタクシーで2ドルくらいのはずなのに。運転手に「4ドルでいいか?」と聞くと意外にも「オーライ」と即答した。さっきの20ドルは何だったんだ。

車には2人乗っていて、助手席の太っちょの奥さんは最初から超ハイテンションで、「私の家は遺跡から2キロくらいで、電気も水道もないのよ。ワハッハッハ」と話しだし、「ソーラーパネルと井戸があるから全然大丈夫。光熱費ゼロだからエコでしょ」という。「明日、あなたは私の家に来なさい。鶏を300匹飼ってるから、鶏を食べさせてあげる」と、どんどんひとりで話をすすめていく。運転してる旦那はあまり発言権が与えられてないようで、なにも言わない。「わかった。遺跡を見終わったら、寄るから連絡先を教えてくれ」といい、携帯の番号を教えてもらった。道中もうひとりヒッチのジンバブエ人を拾い、遺跡の横にあるキャンプ場に着いた。太っちょの奥さんはレセプションの男に彼が泊るからよろしく!と話して、また車に乗り込んでいってしまった。

キャンプ場はレセプション以外、まったく人気がなく。テントを張っている人もいないとうだった。テントなら17ドル。シャワーは期待してなかったが、テントに一番近いロッジの鍵を開けてくれ、中のトイレ、シャワーを使っていいと言われた。もちろんホットシャワーだ。すごい親切なスタッフでテント泊なのに、分厚いマットレスを運んできてくれて、「敷いたほうが寝やすいぞ」と渡された。「夜中に何かあればレセプションにいるから教えてくれ」と言って帰って行った。



真っ暗の中、無事、テント設営は終わったが、よく考えると、目の前のロッジはトイレ、シャワーを使うので鍵を置いていってくれた。これなら夜中にこっそりロッジに移動してもわからないだろう。かなりユルめのキャンプ場だ。

















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