2015/DEC/29 「エチオピアン トラディショナル グラブ」

2時過ぎにあまりの寒さで目が覚めた。身を縮めてブランケットを被るが寒くてどうしょうもない。やはり寝袋無しの星空ベッドは無理があったようだ。

スーダン、エチオピア国境は双方のイミグレへ行きユルユルの税関をパスすれば終わりだった。

エチオピアのお金を手に入れるために闇両替を探していると、客引きが来て一緒に3軒ほど回るが、どこも1スーダンポンドが2エチオピアブルにしかならない。客引きを振り切って、さらに2軒ほど行くがやはり同じだ。2日前に国境を抜けた綾ちゃん達から聞いていた通りだ。残りは55ポンドしかないので、110ブルにしかならない。本田ノートではバスターミナルまでのトゥクトゥクが15で、ゴンダールまでのバスが100とあったのでギリギリアウトだ。

ハルツームのスークでもらった香水を売ってお金を作ろうとしたがスーダンのだと言うと誰も欲しがらなかった。闇両替屋以外の人にも話をして、ゴンダールまでのバス代が足りないから120ブルにしてくれと言うが、みんなダメダメという。スーダンだったらきっと誰かが助けてくれてるところだが、エチオピアはみんなお金お金だ。

30
分ほど粘って、諦めてバスターミナルへ歩こうと思ったら一人の男が見かねて120で替えてやると言った。やはりエチオピアにもいい人はいた!

さらに男は「ゴンダールまでのバスは70ブルだ」と教えてくれ、バスターミナルまでのトゥクトゥクも5ブルで行けると言い、トゥクトゥクを捕まえて交渉までしてくれた。

バスターミナルに着くと、すぐに数人の男が寄ってきて「どこに行くんだ?」と聞いてきたので「ゴンダールだ」というと「100ブルだ」と言ってきた。「70だろ」「100だ!」「みんな70って言ってるぞ!町に行って聞いてみろ!」「分かった70でいいよ」とスムーズに話はまとまった。運ちゃんは英語が話せてなかなかいいヤツで、窓際がいいと言うと席をわざわざ空けてくれ、ゴンダールまで問題なく着いた。エチオピア人はインド、エジプト、ロモッコよりも酷いと聞いていたがそんなでもないように思った。

ゴンダールの市内に着くと、男がバスに入ってきて「俺はJICAの人達のドライバーだ。宿を探してるのか?」と言うので、「JICAはどうでもいいから、安い宿はあるか?」と言うと案内を始めた。Wifi、ホットシャワー有りで150ブルのホテルを140に値切って決めた。いい宿だと思ったが洗濯をしてシャワーを浴びると水だった。

とりあえず町を歩きに出た。ゴンダールの町は標高が高いので涼しく、ピアッザと呼ばれる広場が中心にある小さな町で、市内に世界遺産のゴンダール城があった。

食堂に入り飯を食べたがどうも身体が重く、咳が止まらなくなってきた。きっと昨夜の星空ベッドのせいだ。ピアッザから階段を登るとツアーの客引きが来て、オフィスに連れていかれた。ゴンダールの近くにはシメン国立公園があり、そこのトレッキングが有名らしかったので話を聞いていると、日本人の女の人が突然現れた。彼女はまなみさんといい現地人と結婚してゴンダールに住んでるという。そこのツアー会社の手伝いをしていると言った。とりあえず詳細は明日の朝、ボスが来たら話すことになった。するとまた日本人の男女が入ってきた。話をするとケニアでNGOのボランティアをしていると言い、みんなで夕飯に行くことになった。

近くの店でまなみさんが頼んでくれたエチオピア料理はとても美味しく、インジュラーの酸味も気にならなかった。そのあとみんなでエチオピアのトラディショナルクラブに行こうとなり、まなみさんの旦那の車でクラブへいった。お店にはステージがあり、そこでエチオピア人ダンサーが肩をスゴい早さで振る気持ち悪い踊りを披露していた。女の人のダンサーもいて少し違った踊りを気持ち悪い男ダンサーと交互に披露していた。途中から客席に来て、客と一緒に踊り、店のなかはかなりの盛り上がりを見せた。エチオピア人はみなこの高速肩振りダンスが出来るようで、ダンサーに誘われるとみな一緒に肩をスゴい速さで振っていた。たまに決めのポーズを入れるのが本当に気持ち悪かった。いったい何処でこの気持ち悪い踊りを練習しているのだろうか。











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