2015/DEC/31 「シメン国立公園」

シメン国立公園トレッキングは諦めていたが、夕方にハプティが他のツーリストを見つけてくれて急遽行けることになった。34日でエチオピアで2番目に高いブハイット山にも登ることになった。久しぶりの登山だ。

7時半に約束のホテル前に行き、一緒に行くオランダ人カップルのシリューとスーザンに会った。二人とも英語が上手くこれならなかなか楽しくなりそうだ。

まなみさんとハプティも来てくれて、不要な荷物を預かってくれた。この二人には本当に感謝でいっぱいだ。病院へも連れていってくれ、色々と面倒を見てくれる。ゴンダールに親戚がいるようで、だいぶ甘えてしまった。

ゴンダールから車で北上し、国立公園の入り口でガイド、スカウト(護衛)と合流した。そこから少しいったところから歩き始めた。

シメン国立公園は大地が隆起して標高3000~4000の高地を造っている。隆起した淵は500~800mの崖で渓谷や滝があり、標高のわりに緑がとても多い。ここにしかいないゲダラヒヒやワリアアイベックスが生息している。

初日のトレッキングは隆起した高地の崖沿いを歩いてキャンプサイトまでいったが、すぐ近くに車道があり、大自然の中と言うには雰囲気にかけるきがした。キャンプサイトにはすでにテントが張られていて、コックが炊事場で夕飯の準備をしていた。

食事はシンプルなものだったが、今日は大晦日と言うこともあり、ケーキが用意されていた。見た目も味もパサパサだったが気持ちが嬉しかった。まわりには焚き火の明かり以外はなく、暗くなると一面の星空が広がった。標高3200mもあるだけあって、本当に見事な星空だった。モンゴルもよかったがこの旅で見た星空の中ではここが一番だろう。山で過ごす大晦日も悪くはない。









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