1日早く無事にスーダンビザが取れたので、今日はこれから出発の準備だ。物価の安いエジプトで食料や必要な物を買い揃えておこうと思った。
結局ショウくんと綾ちゃんペアとも同じ日に出国することになった。シオリンはヨウコさんと2日遅れで出国らしい。アフリカ縦断というとアドベンチャーに聞こえるが、実際にはかなりたくさんツーリストがいる。ダハブでは東アフリカを南下するという日本人に老若男女10人は会った。たいてい数人でまとまって旅するようだ。みんなアフリカは心配なのだろう。どんなに旅をしても出発するときは常に不安と好奇心が心の中で戦っている。そして好奇心がなんとか不安を制したときに前に進める。でも不安がなくなるということはないと思う。今回も旅に出るときに、前回の旅の後、もう二度と旅行保険には入らないと思ったが、マラリアにビビって高い保険に入ってしまった。でも、それで少し不安は和らぐ。みんなで旅するというのも同じように不安を和らげて、なんとか好奇心が勝てるようにするのだと思う。それで前に進めるのなら一人で進まないより遥かに良いと思う。
蚊取り線香、洗濯ヒモ、ビスケット、菓子パン、インスタントヌードル、ツナ缶、紅茶を買った。壊れた携帯のACアダプターは綾ちゃんがスペアをくれた。それから100ヵ国目の入国の時に写真を撮る用にボードを作ることにした。近所の店で段ボールを貰い、宿でマジックで「祝100ヵ国」と書いた。綾ちゃんはボード全体をスーダン国旗にしたいと言い出して、一緒にクレヨンを探しに行った。クレヨンを買って宿に戻る途中、リヤカーでキラキラの三角の帽子や息を吹くと伸びる笛などが積まれて売られていた。それを見た綾ちゃんは「田付さん!これですよ!」と言い出した。この子は何故か俺よりもはるかに盛り上がっている。ボードも字だけでいいかなーくらいのノリだったが、フルカラーのスーダン国旗になったし、こんなクオリテォの低い小物まで買えと言う。まるで彼女が100ヶ国目のようだ。どう見ても子供用で、少し小さかったが、伸びる笛が三角の帽子の頂部に付いて、チューブから息を吹くと帽子を被ったままでも頂部の紙のチューブが上に伸びた。「よし、これにしよう!」とオヤジに5ポンドを払い、宿に戻って二人に手伝って貰ってスーダン国旗にボードを塗った。国境はたいてい写真禁止なのでこれが日の目を見るかは微妙だがやれるだけのことはやろうと誓った。
宿のオヤジに明日の朝4時にタクシーを手配したいと言うと40ポンドというので、その辺のタクシー運ちゃんに直接頼むことにした。マーケットの外でタクシーを捕まえて20ポンドで交渉するとあっさりオッケーだった。これでいいかなーと思ったが、念のためもう一人タクシーの運ちゃんを捕まえて同じように約束した。これで万一1人が現れなくても大丈夫だろう。
結局ショウくんと綾ちゃんペアとも同じ日に出国することになった。シオリンはヨウコさんと2日遅れで出国らしい。アフリカ縦断というとアドベンチャーに聞こえるが、実際にはかなりたくさんツーリストがいる。ダハブでは東アフリカを南下するという日本人に老若男女10人は会った。たいてい数人でまとまって旅するようだ。みんなアフリカは心配なのだろう。どんなに旅をしても出発するときは常に不安と好奇心が心の中で戦っている。そして好奇心がなんとか不安を制したときに前に進める。でも不安がなくなるということはないと思う。今回も旅に出るときに、前回の旅の後、もう二度と旅行保険には入らないと思ったが、マラリアにビビって高い保険に入ってしまった。でも、それで少し不安は和らぐ。みんなで旅するというのも同じように不安を和らげて、なんとか好奇心が勝てるようにするのだと思う。それで前に進めるのなら一人で進まないより遥かに良いと思う。
蚊取り線香、洗濯ヒモ、ビスケット、菓子パン、インスタントヌードル、ツナ缶、紅茶を買った。壊れた携帯のACアダプターは綾ちゃんがスペアをくれた。それから100ヵ国目の入国の時に写真を撮る用にボードを作ることにした。近所の店で段ボールを貰い、宿でマジックで「祝100ヵ国」と書いた。綾ちゃんはボード全体をスーダン国旗にしたいと言い出して、一緒にクレヨンを探しに行った。クレヨンを買って宿に戻る途中、リヤカーでキラキラの三角の帽子や息を吹くと伸びる笛などが積まれて売られていた。それを見た綾ちゃんは「田付さん!これですよ!」と言い出した。この子は何故か俺よりもはるかに盛り上がっている。ボードも字だけでいいかなーくらいのノリだったが、フルカラーのスーダン国旗になったし、こんなクオリテォの低い小物まで買えと言う。まるで彼女が100ヶ国目のようだ。どう見ても子供用で、少し小さかったが、伸びる笛が三角の帽子の頂部に付いて、チューブから息を吹くと帽子を被ったままでも頂部の紙のチューブが上に伸びた。「よし、これにしよう!」とオヤジに5ポンドを払い、宿に戻って二人に手伝って貰ってスーダン国旗にボードを塗った。国境はたいてい写真禁止なのでこれが日の目を見るかは微妙だがやれるだけのことはやろうと誓った。
宿のオヤジに明日の朝4時にタクシーを手配したいと言うと40ポンドというので、その辺のタクシー運ちゃんに直接頼むことにした。マーケットの外でタクシーを捕まえて20ポンドで交渉するとあっさりオッケーだった。これでいいかなーと思ったが、念のためもう一人タクシーの運ちゃんを捕まえて同じように約束した。これで万一1人が現れなくても大丈夫だろう。