2015/MAY/20 「Do you have SAMURAI?」

昨夜は空港からタクシーで道中運ちゃんと揉めに揉め宿に着いたのは23時過ぎだった。中庭から入ると真っ暗で近くで寝ていた使用人が部屋へ案内してくれた。130,000Rsだと思ってた部屋は175,000Rsに値上がりしていてかなりがっかりしながら床にはいった。

目が覚めて時計を見ると6時だった。目覚ましは必要なかったなと思い顔を洗ってスタッフにバスターミナルの行き方を聞く。どうやらすぐそばの角からベモ(乗り合いバン)に乗れば着くらしい。荷物をまとめてお湯をもらってコーヒーを作る。スタッフに別れを告げ言われた角まで行くとエンジ色のバンが止まっている。たむろしてる人に聞くと「違う。ブルーのやつだ」という。すると目の前をブルーのバンが通りすぎた。あっ!と思ったら近くの人が止めてくれて乗り込むことができた。インドネシアのベモはフィリピンのジプニーよりも小さく中に入るときに背負ってるバックパックが必ず引っかかる乗り物だ。値段は3キロ先のバスターミナルまでで10,000Rs

ウブンバスターミナルに着くと客引きが車の中まで乗り込んで「どこ行くんだ?」と押し寄せてくる。「プロボリンゴ」と答えると「こっちだ」とバックパックを持って先導する。大きな新しいバスがとまっていてバスの横でチケットを売ってる男がいる。値段と出発時間を聞くと200,000Rsで、今すぐ出るとのこと。「高いなー」と言うと「フェリー代も含んでるしデラックスバスだぞ。乗らないならもう出るぞ」という。プロボリンゴへはバスで港へ行き、フェリーでジャワ島に渡り、さらにバスという方法もありそれなら100,000Rs程度で着ける計算だったが、時間がかかりそうで16時までに着かないとプロボリンゴからブロモ山麓のチェモロ・ラワン村への乗り合いバンがなくなると聞いていたので、そのバスで行くことに。「どこから来た?」と聞かれたので、「ジャパンだ」というと「おおー!」となぜか沸く。「サムライは持ってるか?」と聞いてくる。意味不明だが「もちろんだ」と答える。みんな満足そうだ。


6時間といっていたバスは結局17時半にプロボリンゴに着いた。デラックスバスは道中インドネシア人の客が通路に嘔吐しスーパーデラックスバスになってしまった。


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