2015/MAY/3 「Port Burtonの小さな漁」

今日はPortBurtonへ移動。El Nidoにもう一泊しても良かったがEl Nido Townは汚くうるさいのであまりツーリストがいないというPort Burtonへいくことにした。何よりあの宿にこれ以上いると気がめいりそうだ。

朝7時に出るというローカルバスに合わせてバスターミナルへ。トライシクルに10ペソを渡す。ターミナルに6:30に着くと窓を全開にした大きなバスが待っていた。運ちゃんにPort Burton?と聞くと縦にうなずいた。するとすぐ後ろから「そのバスは7時発でこっちは6:30にでるぞ」と他のバスの運ちゃんが声をかけてきた。AC付で250ペソらしい。最初のはAC無しで200ペソと大して変わらないので早く着いたほうがいいので6:30のにしたが出たのは結局650だった。途中7時にでたバスに追いつかれるもそこは意地を見せて何とかそのバスより早く着いた。

Port Burtonはバスターミナルはなく、村の中心に着いた。海のすぐ目の前だ。高い建物はなく舗装された道もない。縦横に数本の道が通っているだけの小さな漁村といった感じだ。バスの止まった前のレストランに大きな人だかりができている。覗いてみるとパッキャオ対メイウェザーのボクシングタイトルマッチだった。パッキャオはフィリピンの英雄で何週間も前からいたるとこでタイトルマッチの広告を見かけた。宿探しは後にしてとりあえず勝負の行方を見守ることに。すでに9ラウンドでローカルのギャラリーたちはだいぶお酒が入ってるようだ。パッキャオが果敢に前に出てコーナーに追い詰めて、メイウェザーがそこから脱出という展開を何度も繰り返しそのたびにギャラリーは大盛り上がり。大きなヒットもなく12R終了。結果はメイウェザーだった。大きな落胆とともに村人たちは方々へ散っていった。世紀の一戦という割にはあまりにあっさりした解散だった。まー酔って暴れるよりはいいが。


とりあえず宿を探す。3件くらいまわるがどれもそこそこ高い。マニラで会ったはみチンは宿が安いといってたが、他とそんなに変わらない感じだ。安いとこはあるか?と聞くとITAY TAY GUEST HOUSEが安いという。そこは2Fにバルコニーがある小さな宿で500ペソだという。安くないなー。「350でいい?」「400だ」まー他もこれくらいだろうということでここに決定。床も壁も竹でできていて、部屋は広めで蚊帳のかかったダブルベッドとテーブルがあった。バルコニーには竹のハンモックがあり気持ちいい。なにより静かだ。

夕方に海へ戻ると、夕焼けを背後に数人の人たちが膝くらいの深さの海を歩いているのが見えた。こっちも海の中を歩いて近寄る。家族で魚を獲っているらしい。3人が20mほどの網を端部、中央を持って弧を描くような配置で砂浜に向かって歩いて、最後に3人で網を小さな円にして中にかかった魚を獲るというとこらしい。見ていると515cmくらいの小さな魚が10匹程度取れた。亭主らしき男に漁師なのかと聞くと、ミンダナオからホテル建設の現場労働のために来ていて、漁は夕方家族でやっているだけだという。小さい魚ばかりだから酢につけるらしい。取れた魚を篭に入れ終わると一家はまた散らばって弧を描くように歩き始めた。パラワン島は欧米人にはかなり認知されている島でどんどんツーリストがやってきている。今後も海沿いにホテルがたくさん建てられていくんだろう。発展途上国はどこもそうだが今と同じ景色は今しか見れないんだろうなとおもう。


夕日が落ちてきて空は赤く染まってきた。夕日の中で子供たちが海の中を歩いて家に帰っていくのが見える。いい景色だ。




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