3泊したリーガを後にして、リトアニアへ向かった。ラトヴィア国境を越えてすこし行ったところに十字架の丘と呼ばれる場所があるのを10年くらい前に東欧を旅したときに調べたのを覚えていた。お墓ではなく、人々が十字架を持ってきて、丘に置いていってできたもので、ソ連時代に何度も撤去されたが、それでも夜に隠れて、十字架を置きに来る人が絶えなかったという人々の祈りの場所だ。
勝手な想像で、断崖絶壁にあるものだと思い込んでいたので、平地にあったことにすこしガッカリしたが、近くにいくと、大きな十字架の足元は無数の十字架で埋め尽くされていて、十字架の量に圧倒された。今でもいろいろな国から十字架を設置に来る人がいるらしく、今後もっと大きな丘になるのかもしれない。
十字架の丘のあるシャウレイには泊らすに、その日のうちにリトアニア第二の都市カウナスまで移動することにした。
夕方5時過ぎにカウナスのバスターミナルに着き、歩いてホステルに行ったが、いっぱいだと言われる。他に3軒ホステルがあるがそれらも埋まってるという。この街も他の地方都市同様、ホステルの数が足りてないようだ。満室の時にいつも紹介するホテルがあるといい、バスターミナルの近くのMagnus Hotelを紹介された。ダブルルームを一人で使う場合は朝食無しで26ユーロだった。三ツ星ホテルとしては格安だが、10ユーロあれば泊れるバルト三国では、高い宿泊費だ。ガッカリしてホテルに行ってチェックインした。
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