一昨日Tourist Informationは今日は少し天気が回復すると言っていたが、外は雨っぽい。
やめよーかなと考えたが、昨日わざわざ軽アイゼンまで買ってしまったので、起きて準備をする。軽アイゼンはかなり悩んだが、ヒアリングしたところ、上の方は雪があるからあったほうが良いと言われて買った。海外の登山はどれくらいの難易度か?コースがどれくらい整備されているか?など不明点が多くかなりびびっていた。450gくらい。今後使うことがないのにアフリカまで一緒に旅をすることになる。オーストラリアで買った蚊帳はまだ一度も使ってない。
ここタトラ山脈に来てから天気はさっぱりダメだ。ネットで調べたときはかなりの絶景で興奮したが、毎日雨でフォギーだからなにも見えない。2日前にトレッキングした時も、景色はゼロだった。
リシィ山はポーランドとスロヴァキアの国境を作っている山でポーランドでは2499mで最高峰だ。スロヴァキア側には2650mくらいまであるが、山頂まで登山道がある山ではリシィが最高峰だ。
Tatranska Lomnica6:20発の山岳鉄道にのり、登り口があるPopradske Plesoで降りた。無人駅で降りた人は他にはいない。まわりには何もなくかなり淋しい感じだ。はたして今日リシィに登る人はいるのだろうか?不安になる。地図を見て、北へどんどん歩く。ここは舗装路で全く登山っぽくない。
40分くらいで湖に着いた。脇にあるレストランでガーリックスープを頼んで、持ってきたパンとリンゴを食べて朝食にした。天気は一向によくならないが、とりあえず出ることにした。そこからは登山道で、霧で殆ど景色は分からなかったがどんどん進む。途中アイルランドの二人組に会い、少し話をした。多分お互いに余りに登山者がいなくて不安だったのだろう。
しばらく行くと、岩場っぽくなり鎖場があった。この辺がこのルートの核心部なのだろう。雨で岩がすべるので鎖を使うことにした。そこから30分で山小屋に着いた。
山小屋は日本のよりもキレイで暖炉もあり、生ビールやワインもあった。なにより山の上にしては安かった。ここに泊まるのも悪くないなと思ったが、山頂はここから45分で昼前にはここに戻って来れるので、泊まる必要は無さそうだった。
ここまでを見る限り、登山道は歩きやすく雪もなかった。このままではせっかく買ったアイゼンもただの重りになる。ここから雪が出てこないかなーと思ったが、山頂へは難なく着いてしまった。山頂という表記が無かったので一度登ってからポーランド側へ少し下って、ポーランド側から登ってきた登山者に会って、そこが山頂だったと気がついた。また山頂に戻り、ポーランド側からきた登山者と写真を撮り合う。ここから北側がポーランドで南側がスロヴァキアだ。しばらくすると途中で会ったアイルランド人たちも来た。
山頂は雨と強風でとても快適とは言いがたかった。ポーランド側からきた登山者達はスロヴァキア側に降りるらしい。なかなか面白い登山だ。
下山は一気に湖まで下り、そこで一休みした。ほんの少しの間、青空が見えた。山に囲まれた湖の脇にはスイスにありそうなホテルがあり、それらは水面に写りこんでとても良い景色を創った。天気が良ければここは素晴らしい場所なのだろう。
やめよーかなと考えたが、昨日わざわざ軽アイゼンまで買ってしまったので、起きて準備をする。軽アイゼンはかなり悩んだが、ヒアリングしたところ、上の方は雪があるからあったほうが良いと言われて買った。海外の登山はどれくらいの難易度か?コースがどれくらい整備されているか?など不明点が多くかなりびびっていた。450gくらい。今後使うことがないのにアフリカまで一緒に旅をすることになる。オーストラリアで買った蚊帳はまだ一度も使ってない。
ここタトラ山脈に来てから天気はさっぱりダメだ。ネットで調べたときはかなりの絶景で興奮したが、毎日雨でフォギーだからなにも見えない。2日前にトレッキングした時も、景色はゼロだった。
リシィ山はポーランドとスロヴァキアの国境を作っている山でポーランドでは2499mで最高峰だ。スロヴァキア側には2650mくらいまであるが、山頂まで登山道がある山ではリシィが最高峰だ。
Tatranska Lomnica6:20発の山岳鉄道にのり、登り口があるPopradske Plesoで降りた。無人駅で降りた人は他にはいない。まわりには何もなくかなり淋しい感じだ。はたして今日リシィに登る人はいるのだろうか?不安になる。地図を見て、北へどんどん歩く。ここは舗装路で全く登山っぽくない。
40分くらいで湖に着いた。脇にあるレストランでガーリックスープを頼んで、持ってきたパンとリンゴを食べて朝食にした。天気は一向によくならないが、とりあえず出ることにした。そこからは登山道で、霧で殆ど景色は分からなかったがどんどん進む。途中アイルランドの二人組に会い、少し話をした。多分お互いに余りに登山者がいなくて不安だったのだろう。
しばらく行くと、岩場っぽくなり鎖場があった。この辺がこのルートの核心部なのだろう。雨で岩がすべるので鎖を使うことにした。そこから30分で山小屋に着いた。
山小屋は日本のよりもキレイで暖炉もあり、生ビールやワインもあった。なにより山の上にしては安かった。ここに泊まるのも悪くないなと思ったが、山頂はここから45分で昼前にはここに戻って来れるので、泊まる必要は無さそうだった。
ここまでを見る限り、登山道は歩きやすく雪もなかった。このままではせっかく買ったアイゼンもただの重りになる。ここから雪が出てこないかなーと思ったが、山頂へは難なく着いてしまった。山頂という表記が無かったので一度登ってからポーランド側へ少し下って、ポーランド側から登ってきた登山者に会って、そこが山頂だったと気がついた。また山頂に戻り、ポーランド側からきた登山者と写真を撮り合う。ここから北側がポーランドで南側がスロヴァキアだ。しばらくすると途中で会ったアイルランド人たちも来た。
山頂は雨と強風でとても快適とは言いがたかった。ポーランド側からきた登山者達はスロヴァキア側に降りるらしい。なかなか面白い登山だ。
下山は一気に湖まで下り、そこで一休みした。ほんの少しの間、青空が見えた。山に囲まれた湖の脇にはスイスにありそうなホテルがあり、それらは水面に写りこんでとても良い景色を創った。天気が良ければここは素晴らしい場所なのだろう。