2015/NOV/27 「三人旅の終点」

アカバ発の船はエジプト人達の乗船に予想以上に時間がかかり、港を出たのは深夜2時過ぎだった。外国人は皆2階のVIPラウンジに移されたが、冷蔵庫の中のような空調と煙草の煙がきつく快適とは言い難かった。しかも下の階のエジプト人も結局入ってきて、VIPの定義は曖昧なものになった。

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時間もするとすでにエジプト側に着いたようで外には人気のない港が見えた。外国人は集められてイミグレーションのある建物に向う。申請用紙を記入し25ドルを払うとアライバルビザの貼られたパスポートが戻ってきた。これでエジプト入国完了。

本田ノートには外は危ないのでバスの時間まで建物の中で待機とあったが、イミグレの職員がATMとバスターミナルまで同行してくれた。タクシーの運ちゃん達からバスは無いよー攻撃があったが、それは真っ赤なウソだと本田ノートに書いてあったので無視して進む。他の外国人はシェアタクシーでダハブに出発していったが、バスは6時半にあるのでバスターミナルで待つことにした。

時間通りにバスは出発して、1時間半でダハブに着いた。シナイ半島はイスラム国が潜んでいると聞いていたが道路には検問もあり、ダバブは安全そうに思えた。

ダハブのバスターミナルから宿は遠いのでタクシーを捕まえ交渉。本田ノートの20ポンドを下回る15ポンドで交渉成立。なんか得した気分。この宿はとても有名な日本人宿らしく、シオリンと綾ちゃんからもエルサレムからの道中何度も宿の話を聞いた。そして、この宿が彼女達の友達ショウくんとの合流場所でもあった。


ショウくんはベランダからこっちを見つけてすぐに二人と話始めた。二人は久しぶりの再会を楽しんでいるようで急ぐように色々な事を話している。エルサレムからダハブまでの引率のような旅はここで終わった。誰かと一緒に旅するのは苦手だが、悪くない旅だったなーと少し遠くから二人を見守った。

この宿には本田さんもいるはずだ。アテネからの船で回収した本田さんのジャケットを届けて、このジャケットとの旅もそろそろ終わりにしよう。




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