ウクンダのビーチは日差しが強く、果てしない遠浅だった。水は綺麗だが、海草が多いのでもったいない感じだ。日中は引き潮だったので、殆ど泳いでる人もいなく、客引きくらいにしか会わなかった。ビーチ沿いのホテルを覗くと、欧米人がプールサイドでデッキチェアーに寝転がってくつろいでいる。ここに来る日本人はいないようで、3日間でひとりの日本人も見かけなかった。
遠浅の海に遠くまで歩いて入り、砂でできた島に行ってみたり、ビーチ沿いのお土産屋で、木彫りのキリンのお面を買ったりして、宿に戻り、あとはまったりとして過ごした。
夕方にビーチへ戻ると満ち潮で水際が20mも手前に移動していて、ビーチまで波が届くようになっていた。観光客はいなかったが、ローカルたちは泳いだり、波に向かって突撃したりして遊んでいて楽しそうだ。
ここはゆっくりするにはいいところだが、カイロで取った東アフリカVISAの有効期限があと1週間しかなくなっていた。東アフリカVISAはケニア国内では延長できないので、ウガンダ国境へ行って取り直す必要がある。たぶん、その後はケニアへは戻らず、ウガンダへ抜けるだろう。そろそろケニアでの残りの時間を何処で過ごすか、決めなくてはならない。