2015/MAY/29 「ラブアンバジョー」

昨夜遅くにはじめたティモール島へのフライトリサーチは、バリ島からティモール島クパンというルートで収束しつつあった。

6時に目が覚めて、その日にバリ島のクタへ行くかスンギギにもう一泊するか考えていた。宿の人に朝食を頼み、もう一度ネットで航空券の値段をチェックした。1万円くらいだった。このままティモール島へ行くのも間の島をだいぶ飛ばしてしまう気がして引っかかっていた。

ダイブショップでみたダイビングエリアマップにコモド島が載っていたのをなんとなく思い出した。ここからバスと船でフローレス島のラブアンバジョーまで行き、コモド島の海でダイビングをしてから飛行機でクパンに行くのもいいなー考えた。航空券は安いときなら5000円だった。

運ばれてきた朝食を急いで食べて日本人のホテルオーナーに、やっぱり今日ラブアンバジョーへ向かいますと伝えた。オーナーは「昨日と全然違うのね」と驚いていたがバスターミナルへの行き方を丁寧に教えてくれた。

張り切って、朝、宿を出たがマタラムのバスターミナルに着くとバスは14時発だといわれ、途方にくれる。時間が有り余るのでいろんな客引きと交渉する。たぶんこれよりは無いだろうというとこでチケットを買いあとはコーヒー飲んだりして待つ。しばらくするとオランダ人のカップルがやってきた。聞くと同じ行き先ですこし高くチケットに払わされたようだった。コーヒーを飲んでベンチで寝て、ナシチャンプル*を食べて寝て、バクソー**を食べて寝て、アイスティーを飲み終えたところでようやくバスの運ちゃんが「出るぞー」とクラクションを鳴らした。

マタラムのバスターミナルを出たバスはラブハン・ロンブク港まで行き、バスごとフェリーに乗りフェリーでスンバワ島に着いて、また走り始めた。夜の11時くらいに夕飯のため一度止まり、その後はビマまでノンストップだった。ビマには深夜3時くらいについて、そこでローカルバスに乗り換え、早朝、サペ港からのフェリーに乗れた。フェリーは冷房の効いた大部屋があり、一番前に大きなTVが置いてあり、なぜかインドネシア語字幕のランボーが大音量でやっていた。ランボーを見終わり、その後に始まったランボー2を見終わったところでラブアンバジョーの町が見え始めた。夕方に差し掛かる前だった。

* 自分でググりましょう
** 自分でググりましょう


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