2016/FEB/8 「トゥルミのマーケット」

今日はトゥルミでマーケットの日だ。先週土曜にディメカのマーケットに行ってたので、同じハマル族のトゥルミはいいかなーと思ったが、ディメカで見れなかったブルジャンプを見れるのではと思い、トゥルミのマーケットに行くことにした。ムルシ族の村へ一緒に行ったアッレもマーケットに行くと言い、一緒にいくことになった。

このブルジャンプはハマル族、バンナ族の男性が成人になるための儀式で、これをクリアしないと結婚ができないらしい。ブルジャンプがいつ何処で行われるかはランダムだと聞いていたが、実際にはマーケットの日付、場所ににかなりリンクしていると思った。なぜならブルジャンプを見るにはツーリストは見学料が必要で、1500ブル程度払う。20人見学者がいれば10,000ブルの収入になる。他のツーリストのブログでは一度に100人ものツーリストが見学したというのもあった。これだと50,000ブルという大金だ。ブログの人の見たものは、明らかにツーリスト向けに行われたもので偽物の可能性もあるが、現金収入のない村人達の立場で考えると誰も見に来ないでブルジャンプをするよりは、ツーリストが少しでも着てくれたほうがお金になっていいはずだ。オモバレーに来るツーリストは必ずマーケットを見に行くので、マーケットの日に、その近くの村でブルジャンプを行うようにするのが、ツーリストを集めるには都合がいいというわけだ。

ジンカからトゥルミへのミニバスを探したが、ディメカまでしかなった。トゥルミでマーケットがあるのにそこまでの交通機関がない。オモバレーの交通はそれほどに脆弱だ。しかたなくディメカ行きのミニバスに乗り、そこからヒッチをすることにした。ヒッチは困難を極め、3時間くらい待ち続けた。途中エチオピア人の車やバイクが停まったが、バスの3倍以上を吹っかけてくる。ここでは親切なエチオピア人は皆無だ。

もう今日はディメカで泊るのかなーと思い始めたころに西欧人の運転するランクルが止まった。話をするとトゥルミまで行くといい、快く乗せてくれた。もちろんタダで。
60代にみえるその男はジョンというスイス人で奥さんがエチオピア人なので2年前からエチオピアに住んでいるという。話をすると実にいい人で、彼は他のヒッチをしていたエチオピア人も乗せてやるほど気前がよかった。ただ運転は荒く、トゥルミまでの道中、ヤギを一頭轢き殺した。

トゥルミはディメカからそんなに離れてなく、40分ほどで到着し、町の中心のツーリストホテルで降ろしてもらった。たぶん、ここはトゥルミに来る外人の殆どが泊る宿だ。ロンプラでオモバレー南部を周るためのハブと書かれてはいるが、町というよりも村で、ディメカのほうがまだ発展している。宿もたぶん2件しかないし、商店も2件くらいしか見当たらない。食事もホテルで取るしかなさそうだった。とりあえず、部屋を見せてもらいチェックインを済ませ、マーケットを見に行くとこにした。

トゥルミのマーケットはディメカ以上に小さく、本当にここで何か売り買いしてるんですか?という感じだったが、ここのほうがハマル族の衣装がより伝統的だった。ほとんどすべての女性が革の前掛けのようなものを着ているし、おっぱい丸出しの人もけっこういる。市場というよりは集会のような感じだが、お土産屋だらけのディメカのマーケットよりも素朴でいいなーと思った。

集まったハマル族の人達は、なにか買いに来たというより、世間話をしに来たという感じで、みんなかたまって座っている。このあたりはディメカでも同じで、異常におおきな集団が座り込んでいるのをたくさん見た。ハマル族のマーケットは案外そういうものなのかなーとなんとなくそういう風景にも見慣れてもきた。

宿にもどり、ブルジャンプがあるか聞くと、昨日近くの村であったので、今日は無いという。ただ、明日はディメカであるらしい。どうやら、トゥルミは空振りだったようだ。でも明日ディメカであるなら、かなり高い確率で見ることはできそうだ。問題はまた交通手段が無いことだ。ジョンは明日ジンカへ戻るといっていたので、また乗せてもらえるか頼んでみよう。
















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