ハラルの町は城壁に囲まれた旧市街に迷路のような土壁の路地が入り組み、歩いていて面白い所だ。イスラム教徒の町で、Mapsmeで地図を見ると城壁の中はモスクの記号だらけで驚いた。こんなにモスクだらけの地図もないだろう。
南側のショア門前には市場があり、多くの人が行き来する。門をくぐり抜け、細い路地を進み、旧市街の市場へ向かう。ツーリストはおらず、人々の生活が合間見れて、面白い。小さな商店、食堂、道で物を売る人がたくさんいて、実に活気がある。
旧市街の市場に着くと、建物に囲まれた中庭に、肉屋が並んでいた。建物のパラペットには小ぶりの鷲がたくさん停まっている。彼らは肉屋のおこぼれを待っているのだろう。肉屋の兄ちゃんが話しかけてきて、ちょっと見てみろと言い、肉屋から切れ端を持ってきた。その切れ端を手のひらに載せ、腕を伸ばすと、パラペットの鷲が一斉に向かってきた。鷲は起用に足で肉を掴んで、またパラペットに昇った。これはスゴい!と思うと兄ちゃんは「やってみろ」と肉片を渡してきた。同じように手に握りしめて、腕を伸ばしてから手を開くと、鷲が一斉に向かってくる。手にコツっと衝撃があり、鷲が肉片を持っていくのが見えた。手を千切られてもおかしくないように思えたが、兄ちゃんは今度は頭に載せてやって見せた。頭が割かれるのではと思ったが無事成功。これはなかなかの見世物だ。この男は後で肉代をよこせとお金を請求してくるが、それは「知るか!」といえば簡単に退けられる。
ハラルには、昔から町の外でハイエナに餌付けをしている人がいて、それがいつしか、観光にもなっていた。ハイエナは夜に旧市街を徘徊するらしく、夜に犬達が吠え始めるとそれがハイエナがやって来た合図だという。
偶然、旧市街のレストランでダナキルツアーで会ったオーストラリア人のギャースに会った。彼は昨夜ハイエナの餌付けを見に行ったと言い、行き方を教えてくれた。町を歩いている時に山ほど話しかけてくる自称ガイドは必要ないらしく、夕方に自分で歩いてその場所にいけばいいらしい。
暗くなったころに餌付けの場所へ歩いて行くと、他にもツーリストを乗せたバンが止まっていた。欧米人が7人くらい出てきて、ハイエナを待っていたが、何故か行ってしまった。車がいなくなると明かりがなくて、かなり暗い。他に観客はいなくなってしまった。ホントに来るのかなーとさらに30分ほど待っていると、デッカイ犬のような影が3つほど現れた。
餌付け師が籠に入った肉を持って餌付けを始めた。暗くてよく見えないが、籠から肉を出すとその肉にハイエナが、かぶり付いている。ハイエナの身体は首と頭が一体になったような、明らかに犬とは違う。餌付け師がこっちへ来いと合図するので、近づいて餌付け師の隣に座ると、すぐ目の前に肉をぶら下げてハイエナを目の前に呼び寄せた。ハイエナも慣れているのか、こっちには全く興味示さず、顔の前、20センチも離れてないところでムシャムシャ肉をかぶり付いている。さすがにこの距離だと全てハッキリ見える。ハイエナはかなりアホな顔つきだ。そして近い!ハイエナ膝の上に乗ってるし!
餌付け師の手の肉へ顔を目いっぱい伸ばしている。ほんとにアホな顔だ。こっちに四日買ってきて、押し倒されそうだ。ハイエナの身体を撫でると毛はバリバリだ。さぞかし、汚いことだろう。ハイエナは全然可愛くないし、臭いので、もういいかなと「アムセグナーロ」と言って、餌付け師の脇をそっと離れた。
ハラルはハイエナにも鷲にも餌付けができる動物好きにはたまらない町だ。
南側のショア門前には市場があり、多くの人が行き来する。門をくぐり抜け、細い路地を進み、旧市街の市場へ向かう。ツーリストはおらず、人々の生活が合間見れて、面白い。小さな商店、食堂、道で物を売る人がたくさんいて、実に活気がある。
旧市街の市場に着くと、建物に囲まれた中庭に、肉屋が並んでいた。建物のパラペットには小ぶりの鷲がたくさん停まっている。彼らは肉屋のおこぼれを待っているのだろう。肉屋の兄ちゃんが話しかけてきて、ちょっと見てみろと言い、肉屋から切れ端を持ってきた。その切れ端を手のひらに載せ、腕を伸ばすと、パラペットの鷲が一斉に向かってきた。鷲は起用に足で肉を掴んで、またパラペットに昇った。これはスゴい!と思うと兄ちゃんは「やってみろ」と肉片を渡してきた。同じように手に握りしめて、腕を伸ばしてから手を開くと、鷲が一斉に向かってくる。手にコツっと衝撃があり、鷲が肉片を持っていくのが見えた。手を千切られてもおかしくないように思えたが、兄ちゃんは今度は頭に載せてやって見せた。頭が割かれるのではと思ったが無事成功。これはなかなかの見世物だ。この男は後で肉代をよこせとお金を請求してくるが、それは「知るか!」といえば簡単に退けられる。
ハラルには、昔から町の外でハイエナに餌付けをしている人がいて、それがいつしか、観光にもなっていた。ハイエナは夜に旧市街を徘徊するらしく、夜に犬達が吠え始めるとそれがハイエナがやって来た合図だという。
偶然、旧市街のレストランでダナキルツアーで会ったオーストラリア人のギャースに会った。彼は昨夜ハイエナの餌付けを見に行ったと言い、行き方を教えてくれた。町を歩いている時に山ほど話しかけてくる自称ガイドは必要ないらしく、夕方に自分で歩いてその場所にいけばいいらしい。
暗くなったころに餌付けの場所へ歩いて行くと、他にもツーリストを乗せたバンが止まっていた。欧米人が7人くらい出てきて、ハイエナを待っていたが、何故か行ってしまった。車がいなくなると明かりがなくて、かなり暗い。他に観客はいなくなってしまった。ホントに来るのかなーとさらに30分ほど待っていると、デッカイ犬のような影が3つほど現れた。
餌付け師が籠に入った肉を持って餌付けを始めた。暗くてよく見えないが、籠から肉を出すとその肉にハイエナが、かぶり付いている。ハイエナの身体は首と頭が一体になったような、明らかに犬とは違う。餌付け師がこっちへ来いと合図するので、近づいて餌付け師の隣に座ると、すぐ目の前に肉をぶら下げてハイエナを目の前に呼び寄せた。ハイエナも慣れているのか、こっちには全く興味示さず、顔の前、20センチも離れてないところでムシャムシャ肉をかぶり付いている。さすがにこの距離だと全てハッキリ見える。ハイエナはかなりアホな顔つきだ。そして近い!ハイエナ膝の上に乗ってるし!
餌付け師の手の肉へ顔を目いっぱい伸ばしている。ほんとにアホな顔だ。こっちに四日買ってきて、押し倒されそうだ。ハイエナの身体を撫でると毛はバリバリだ。さぞかし、汚いことだろう。ハイエナは全然可愛くないし、臭いので、もういいかなと「アムセグナーロ」と言って、餌付け師の脇をそっと離れた。
ハラルはハイエナにも鷲にも餌付けができる動物好きにはたまらない町だ。