昨日は朝一でエチオピア大使館へ行き、ヴィザの申請をしてきた。その後は町を歩いて回ったが、エチオピアセンターというところで昼飯を食べていると、隣の席の男が話しかけてきて、コーヒーをご馳走してくれた。ここのコーヒーは水道水を沸かして使っていて、ジプチの水道水は塩水らしく、しょっぱくて飲めたものではなかった。その男は「ここには日本の自衛隊のベースがあるぞ」と話し、「見れるかな?」と聞くと「日本人なら入れるよ。送ってあげるよ」というので、その男の車で訪問することになった。入り口で見学したいというと、警備の自衛隊員は少し待ってくれと言い、しばらく外で待っていると、戻ってきて、事前に広報にアポを取らないとダメだと断られた。あんなに自信たっぷりに入れると言ったのに。やはりソマリ人は当てにならない。せっかくここまで来たので、自衛隊員と記念写真を撮って町へ戻った。ソマリアには基地を置けないので、自衛隊はここの基地でソマリアの海賊の取締りをしているらしい。ちなみに寿司ざんまいの海賊撲滅のことを聞くとまったく知られていなかった。
泊っているホテルは何故か客室の上部が隣と繋がっていて、1つのエアコンを2つの部屋でシェアしている。でも何故かリモコンは隣の部屋にしかない。エアコンは好きではないので普段から使わないのだが、昨夜、は隣の宿泊客が夜通し、つけっぱなしで、朝起きると具合が悪くなっていた。熱は37.6℃とそれほどではなかったが、寒気と喉の腫れがあった。
ビタミンと風邪薬を飲んで、外に出て、戻ってくると、身体はさらにダルくなっていた。お腹も痛くなりガスっぽい。熱を計ると、案の定上がっていて、38.7℃になっていた。体温計を見るとドンドン気分は悪くなってきた。
ホテルのオーナーに聞くと、すぐ近くに病院があると教えてくれ、行ってみることにした。病院は小さなクリニックだったが、解熱の注射をお尻に打ってくれた。お尻に打ってのは始めてだ。しかも、カーテンは半分くらい開いていて、見られ放題だった。
さらにマラリアの血液検査をしてくれ、点滴もしてくれた。幸いマラリアではなかったが、点滴を受けている間、冷房を16℃に設定した小部屋に通され、そこにいるように言われた。こんな療法は聞いたことないとが、ジプチ医療を信じることにした。
点滴が終わるとだいぶ楽になり、熱も下がったように感じた。冷房の小部屋が効いたかは微妙だが、診察代を払い、薬局で処方箋を貰って、宿に帰った。
ビタミンと風邪薬を飲んで、外に出て、戻ってくると、身体はさらにダルくなっていた。お腹も痛くなりガスっぽい。熱を計ると、案の定上がっていて、38.7℃になっていた。体温計を見るとドンドン気分は悪くなってきた。
ホテルのオーナーに聞くと、すぐ近くに病院があると教えてくれ、行ってみることにした。病院は小さなクリニックだったが、解熱の注射をお尻に打ってくれた。お尻に打ってのは始めてだ。しかも、カーテンは半分くらい開いていて、見られ放題だった。
さらにマラリアの血液検査をしてくれ、点滴もしてくれた。幸いマラリアではなかったが、点滴を受けている間、冷房を16℃に設定した小部屋に通され、そこにいるように言われた。こんな療法は聞いたことないとが、ジプチ医療を信じることにした。
点滴が終わるとだいぶ楽になり、熱も下がったように感じた。冷房の小部屋が効いたかは微妙だが、診察代を払い、薬局で処方箋を貰って、宿に帰った。
ジプチはフランスからの輸入品がかなり多く、スーパーでもフランスのお菓子やジュース、缶詰、コスメティックが売られているが、医療品もフランス製だ。わざわざ物価の高いフランスからの輸入なので安いわけがない。ジプチの発展具合から見ると、それらは割高で明らかに生活コストをネジ上げている。アフリカン・クォーターで暮らしている人達には手の出ないものばかりだ。フランスからの経済援助があり、フランス製品の氾濫には口を塞いでいるのかも知れないが、近隣諸国から幾らでも安くて似たようなものは手に入るはずだ。
こういう状況が色々な物の値段とクオリティーのバランスを悪くしている要因の一つで、ジプチ以外でもクオリティーと値段の関係がおかしくなっている国を幾つか見てきた。そういう国を旅するとすこし損をした気分になり、バックパッカーには、こころから滞在を楽しむのがむずかしい。