2015/JUL/23 「久しぶりのインド」

スリランカ最後の夜は結局またYMCAに泊った。

朝出る準備をして、最後にコロンボ市内のバワの自邸を見学して、空港へ行くことにした。面倒なのでYMCAからスリーウィラーにYMCA→バワ自邸→バスターミナルと交渉して行ってもらうことにしたが運ちゃんはバワ自邸を知らず30分以上遅れて着いた。

扉をたたくと、男の人が出てきて見学は1日三回のツアーのみで10時のツアーをすでに終わったので次は12時だという。それでは飛行機に間に合わない。「わざわざ日本から来たからみせてくれ」というと奥に入っていった。戻ってくると「OKだ」といい、中に入れてくれた。すると、女の人が出てきて料金は1000Rsだといった。値段はどうでもいいとおもいお金を払うと、その女性は家の説明をし始めた。そして紹介ビデオがあると言い、大きなモニターにビデオを流した。飛行機の時間が気になったが、終わるのをひたすら待つ。

ビデオが終わるとその女性が中を案内してくれた。バワ自邸はいくつも小さな中庭があり自然光と緑をふんだんに取り入れたとても心地のよい空間だ1室だけゲストハウスがあり、泊ることもできるようだ。ルヌガンガ同様にバワが生涯集めたアンティークがいたるところに置かれていた。

御礼をいって外に出て、スリーウィラーの運ちゃんに急いでバスターミナルへ行くように伝えた。運ちゃんはがんばってくれてなんとか間に合いそうな時間にバスターミナルについて、すぐにバスにとび乗った。ところがそのバスは出発したあと市内をまわり、駅前でとまったまま客引きをはじめて、いっこうに動かない。運ちゃんに「時間ないから今すぐ出てくれ」と言うと、「客が集まったらだ」という。まずいなーと考えていると運ちゃんが戻ってきて「2000Rs払えば他の車をチャーターできる」と言い出した。「馬鹿か!」と一蹴した。

結局それから20分してバスは出発し、なぜか信号で止まったときに前のバスに乗り換えさせられて、空港へ到着した。

走って空港の中に入り、スリランカ航空のカウンターのFirst Classカウンターへならんだ。スリランカ航空はOne Worldなので働いていた頃に出張で飛びまくり手にしたOne Worldのサファイヤカードが使えた。カードをみせると怪訝そうな顔で全身を見られた。他のスタッフを呼んで「こんなカード見たことある?」みたいなことを話している。人を見かけで判断するダメなやつだと思ったが、なんとかチェックインはしてくれた。なんとしてもラウンジを使ってやると走ってラウンジへ向かったが、入り口で搭乗券を見せると時間がないので入れないと断られた。このバックパックを背負った汚い格好でラウンジでくつろいでやろうと楽しみにしてたのに残念だ。

飛行機は定時に飛び立ち、1時間半でチェンナイ国際空港に着いた。5年ぶりのインドだ。空港を出るとタクシーの客引きが大量に押し寄せてきた。インドだなーと無視して進む。警察に市内までの行き方を聞いて、バスに乗った。バス停はすこし離れていたのですでに汗が噴出している。中心部で降りて、リキシャーワーラーにホテルの住所を伝えて乗り込んだ。

ホテルは友人から聞いていた通り廃れていたが、Wifiもあり便利そうだった。ただ物価がかなり上がったようでシングルで400Rsだった。以前インドを3ヶ月旅した時は500円以上のホテルに泊ったのはチャンティガールの2泊だけだったのに。

荷物を置いて、さっそくマンゴーシェイクとチャイを飲みに行く。チャイは10Rsでマンゴーシェイクは40Rsだった。円安のせいでルピーは5年前の1.5倍だ。物価上昇も合わせると全ての物がほぼ倍くらいになってる計算だ。まーしょうがないと思い、夕飯にマサラドーサを食べて宿へ帰った。途中ヒンドゥー寺院を覗くとプージャーをしていた。神輿のようなものを担いだ団体が音楽を鳴らしながらお寺を時計回りに回っている。花を供えるおばさんたちの姿も見られる。寺の中には裸に腰巻だけの神官が見える。南インド特有のゴープラム(塔門)をくぐり寺を出た。路地の人ごみは絶えず、静けさはまったく感じられない。久しぶりのインドだ。






Recomend Posts

2017/APR/21 「最後の町」

日本へ帰る便は土曜日の昼にマドリッド発だったので、マドリッドには泊まらずトレドで 2 泊して、土曜の朝に直接空港へ向かうことにした。 マドリッド、トレド間は 30 分おきにバスがあり交通の便がよい。 トレドはスペインの有名観光地で、とても綺麗な町だ。スペインには何度も来てい...