2015/SEP/1 「カラコルム」

昨夜はベットでビールを飲みながら寝入ってしまったので、カラコルムヘのバスの時間を調べわすれた。朝起きて時計を見るとすでに9:00過ぎだった。朝食をとりながら、アンディのロンリープラネットを借りて見るとカラコルムヘのバスは毎日11:00発とあった。ぎりぎりだなと思ったがすぐに準備にとりかかった。8時に荷詰めを終えて、レセプションに行きチェックアウトを伝える。不要な荷物を預かってもらい、バスターミナルへの行き方を教えてもらった。

宿を出たときはすでに10:15だった。早足でノミンデパート脇のバス停に行き、バスを待ってる間に露天でビスケットを買った。バスに乗り、運ちゃんに「ドラゴンバスターミナル」と3回告げた。運ちゃんは頷く。多分大丈夫だろう。

バスが止まり、運ちゃんがここだと合図した。すでに10:52だ。走ってバスを探す。大きなバスターミナルの建物の前に大型バスが何台か留まっていた。すると突然英語で「どこへ行きますか?」とモンゴル人女性に話しかけられる。驚きつつも「ハラホリン」と答えると、「このバスです」と教えてくれた。値段も運ちゃんに聞いてくれて、17000tgだと教えてくれた。良かったーと安心すると女性はハラホリンで姉がGAYA's Gerという宿をやってると言ってチラシをわたしてきた。どうやら客引きだったようだ。値段は朝食込みで8ドルと安いので「そこに泊まるよ」伝えた。名前を教えるとその子は姉に電話してバスターミナルに迎えに来てくれるよう手配してくれた。現金があまりなかったので、ターミナルのATMへ行くと他のモンゴル人のがハラホリンの宿の勧誘に来た。そこも値段は同じだったのでチラシをもらい、「考えるよ」とだけ伝えた。名前を聞かれたので「タツキ」と答えた。ATMはどこも中にお金が無く引き出せなかったので、バスに乗り込んだ。11時を10分ほど回っていたが、運ちゃんは待っててくれて、その後すぐにバスは出発した。

ウランバートル近郊の景色はやはり、イマイチで好きになれなかったが、二時間も走ると草原とゲルの景色になった。ハラホリン手前で黄色の花が一面に咲く草原がみえて綺麗だった。

ハラホリンに着いて、バスを降りるとネームプレート持った人が二人いて、片方は「TATSUKI」でもう一方は「KATSUKI」だった。あの二人の客引きだなと思った。しかも片方は名前を間違えてる。TATSUKIと書かれたネームプレートを持ってる人に話しかけると「私がGAYAだ。クルマで宿まで行こう」と答えた。GAYAの宿は、町から離れていたがカラコルム遺跡のエルデニ・ゾーからは近く、すぐ裏に丘があり草原へと続いていた。
宿にはゲル以外に建物もあり、どちらに泊まっても8ドルだった。ゲルは飽きていたので建物の方に荷物を運んだ。まだ工事中のようで一階部分のみ使ってるようだが、部屋はとても綺麗だった。

GAYA
に夕食を頼んで、裏の丘に登った。一番上に亀石とオボーがあり、そこから見下ろすエルデニ・ゾーは素晴らしく冷たい風がとても気持ち良かった。


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