スワジランドでアンゴラ大使館からのメールを見て、昨日プレトリアに戻った。メールにはVISAの準備ができたとあった。
指紋を取ったり、銀行への振り込みが必要なので朝一にアンゴラ大使館へ向かった。大使館に8時半に着くと扉は閉ざされていて、警備の男が一人外でブラブラしていた。男に聞くと「この大使館は9:30オープンなんだよ。信じられないだろ?俺は前にスーダン大使館やシリヤ大使館でも働いたが、何処も8時に開いてたよ。ここは昼も二時間閉まるし、4時には終わり。ホント働かねー奴等だ」と愚痴った。まだ一時間もあるので、近所のガボンとコンゴブラザビルの大使館に行って申請条件を確認してこようと思ったが、その二つも閉まっていた。西アフリカの大使館は何処も似たような感じなのかもしれない。
アンゴラ大使館へ戻って、待っていると9時半にいつも入口にいる太ったおばちゃんが歩いてやってきた。彼女に会うのも4回目だ。出来ればこれで、最後にしたいものだ。
9:35分に入口が開き、一番に中へ入った。窓口にパスポートを渡し、指紋を取ってから、ビザ代金を振り込む口座を教えてもらった。1ヶ月のツーリストビザで750ランド(5,475円)だ。
それから銀行へ行き、指定口座に振り込んで、レシートをもって再度アンゴラ大使館へ。これで、全て完了。大使館員は座って待ってろと言い、奥へ消えた。そして待つこと一時間、待望のアンゴラビザが張られたパスポートが戻ってきた。
入口のおばちゃんに「ビザが取れたよ。ありがとう」と言うと「ジュースを買ってくれ」と左手にサンドイッチ、右手にオレンジジュースを持ちながら言った。笑顔で「ふざけるな」と返して、大使館をあとにした。
帰りにガボン大使館に寄るとビザ申請は火曜と木曜のみ受付で、5日間かかると言われて止めた。さらにコンゴブラザビル大使館へ行き、ビザを聞くと3日かかるが、express serviceなら翌日だと教えてくれた。それならここで取っていってもいいかなと、必要書類を聞くと、ここでも現地の会社や知人からの招待状、入出国の航空券、銀行の残高証明、ホテルの予約票が必要と言われた。ただ、コンゴブラザビルはかなりユルく、その場で旅行者だから、現地に知人がいないし、陸路で出入国すると言うと、ホテルの予約と残高証明だけでよくなった。11:45を過ぎていたが、その場で申請書を書いて、パスポート用の写真二枚、残高証明を渡し、「ネットカフェでホテルの予約して戻ってくるから今日受け付けてくれ」と頼むと「12時過ぎても、ここにいるからいいよ」と言ってくれた。この残高証明は6ヶ月も前のもので、英語訳もなかったが、日本円で表記された残高のランド換算を携帯の計算機で計算して見せるとオッケーだった。隣のおじさんも今日申請したいが、現金が600ランドしかないから残りは受け取りの時でいいか?と無理を言っていたが、それさえも了承されていた。普通なら早く金降ろしてもってこい!と追い出されるところだ。
宿に戻り、ネットで宿を予約して印刷した。すぐにキャンセルしようかと思ったが、セーシェルの時のようにホテルに電話をされることを考えて、あとでキャンセルすることにした。
13時過ぎに大使館に戻ると、中にさっき話した男がいたので、ホテルの予約票を渡した。男は書類をすべて確認してから「ついてこい」と言い、裏庭へ向かった。途中、「ビザ代は2000ランドだ。いいか?」と聞いてきたので「いや、窓口に1500って書いてあったからそれで頼みます」と答えた。
裏庭には小さな建物があり、中にはスーツを着たおじさんが、物凄い勢いでビザのシールに申請者のパスポートの内容を書き込んでいた。すべて手書きだ。男はおじさんに挨拶しろと言い、「こんにちは?元気?」と話しかけたが、英語が出来ないようで小声でハローとだけ返ってきた。机には申請書類が山積みになっている。きっと偉い人なのだろうけど、こんな小さな小屋にかんずめにされて可愛そうに見える。何故もっと広い部屋でやらないのだろう。
男がおじさんに何やら説明してパスポートを渡すと、真っ先にビザのシールを張ってくれた。そして、こっちにポイッと投げてよこした。「え!」と思って、男の方を見ると「それで終わりだ。表の他の申請者に聞かれたら、ビザが取れたことは絶対言うなよ」と言われた。翌日発給のexpress serviceは、どういうわけか即時発給のsuper express serviceになった。コンゴブラザビルはなかなかいい国なのかもしれない。
指紋を取ったり、銀行への振り込みが必要なので朝一にアンゴラ大使館へ向かった。大使館に8時半に着くと扉は閉ざされていて、警備の男が一人外でブラブラしていた。男に聞くと「この大使館は9:30オープンなんだよ。信じられないだろ?俺は前にスーダン大使館やシリヤ大使館でも働いたが、何処も8時に開いてたよ。ここは昼も二時間閉まるし、4時には終わり。ホント働かねー奴等だ」と愚痴った。まだ一時間もあるので、近所のガボンとコンゴブラザビルの大使館に行って申請条件を確認してこようと思ったが、その二つも閉まっていた。西アフリカの大使館は何処も似たような感じなのかもしれない。
アンゴラ大使館へ戻って、待っていると9時半にいつも入口にいる太ったおばちゃんが歩いてやってきた。彼女に会うのも4回目だ。出来ればこれで、最後にしたいものだ。
9:35分に入口が開き、一番に中へ入った。窓口にパスポートを渡し、指紋を取ってから、ビザ代金を振り込む口座を教えてもらった。1ヶ月のツーリストビザで750ランド(5,475円)だ。
それから銀行へ行き、指定口座に振り込んで、レシートをもって再度アンゴラ大使館へ。これで、全て完了。大使館員は座って待ってろと言い、奥へ消えた。そして待つこと一時間、待望のアンゴラビザが張られたパスポートが戻ってきた。
入口のおばちゃんに「ビザが取れたよ。ありがとう」と言うと「ジュースを買ってくれ」と左手にサンドイッチ、右手にオレンジジュースを持ちながら言った。笑顔で「ふざけるな」と返して、大使館をあとにした。
帰りにガボン大使館に寄るとビザ申請は火曜と木曜のみ受付で、5日間かかると言われて止めた。さらにコンゴブラザビル大使館へ行き、ビザを聞くと3日かかるが、express serviceなら翌日だと教えてくれた。それならここで取っていってもいいかなと、必要書類を聞くと、ここでも現地の会社や知人からの招待状、入出国の航空券、銀行の残高証明、ホテルの予約票が必要と言われた。ただ、コンゴブラザビルはかなりユルく、その場で旅行者だから、現地に知人がいないし、陸路で出入国すると言うと、ホテルの予約と残高証明だけでよくなった。11:45を過ぎていたが、その場で申請書を書いて、パスポート用の写真二枚、残高証明を渡し、「ネットカフェでホテルの予約して戻ってくるから今日受け付けてくれ」と頼むと「12時過ぎても、ここにいるからいいよ」と言ってくれた。この残高証明は6ヶ月も前のもので、英語訳もなかったが、日本円で表記された残高のランド換算を携帯の計算機で計算して見せるとオッケーだった。隣のおじさんも今日申請したいが、現金が600ランドしかないから残りは受け取りの時でいいか?と無理を言っていたが、それさえも了承されていた。普通なら早く金降ろしてもってこい!と追い出されるところだ。
宿に戻り、ネットで宿を予約して印刷した。すぐにキャンセルしようかと思ったが、セーシェルの時のようにホテルに電話をされることを考えて、あとでキャンセルすることにした。
13時過ぎに大使館に戻ると、中にさっき話した男がいたので、ホテルの予約票を渡した。男は書類をすべて確認してから「ついてこい」と言い、裏庭へ向かった。途中、「ビザ代は2000ランドだ。いいか?」と聞いてきたので「いや、窓口に1500って書いてあったからそれで頼みます」と答えた。
裏庭には小さな建物があり、中にはスーツを着たおじさんが、物凄い勢いでビザのシールに申請者のパスポートの内容を書き込んでいた。すべて手書きだ。男はおじさんに挨拶しろと言い、「こんにちは?元気?」と話しかけたが、英語が出来ないようで小声でハローとだけ返ってきた。机には申請書類が山積みになっている。きっと偉い人なのだろうけど、こんな小さな小屋にかんずめにされて可愛そうに見える。何故もっと広い部屋でやらないのだろう。
男がおじさんに何やら説明してパスポートを渡すと、真っ先にビザのシールを張ってくれた。そして、こっちにポイッと投げてよこした。「え!」と思って、男の方を見ると「それで終わりだ。表の他の申請者に聞かれたら、ビザが取れたことは絶対言うなよ」と言われた。翌日発給のexpress serviceは、どういうわけか即時発給のsuper express serviceになった。コンゴブラザビルはなかなかいい国なのかもしれない。