2016/AUG/11 「ポッチャリ サマー」

アンタナナリボの宿の同じ部屋に中国人がいた。午前に丘に建つ、宮殿を見に行き、町を歩いて戻ってくると、その中国人が話しかけてきた。南ア、ナミビア、ザンビア、ケニア、タンザニアを回って、マダガスカルが最後の国だという。「サマーだ」と名前を教えてくれた。勿論本名ではない。サマーはポッチャリの中年男児で、髪の毛の先に付け毛のドレッドをしてるが、その付け毛がどう見てもコットンの紐だ。しかも紫色なので見た目がかなりおかしなことになっている。

明日、モホンダバへ行くと話すと、一緒に来ると言うので一緒にバスチケットを買いに行くことになった。チケットは会社によって値段がだいぶ違かったが、どの会社も似たり寄ったりの車で、安いところにした。言い値で44,000アリアリだったが30,000まで落ちた。マダガスカルはなんでも値段をボッてくるうえ、チケットオフィスの壁に貼られた値段表もウソっぱちだ。こんな値段払ってるローカルはいない。

無事にチケットを買い終え、近くの串焼きを焼いている店で、串焼きとビールで一休みした。串焼きは200アリアリ(6.6)、ビールは小瓶で1500アリアリ(50)。串焼きは安いが、インドネシアのサテーよりさらに小さいので15本食べても全く腹の足しにならなかった。マダガスカルのストリートフードは安いがボリュームに欠ける。特に肉は高いようで、頼んでみたら小さな欠片ということがおおい。昨日、今日で色々食べてみたが、一番気になったのは生牡蠣の屋台だ。内陸のアンタナナリボで、強い日差しをガッツリ浴び続ける、いつ取れたともわからない生牡蠣。この旅始まって以来の強敵だ。これはチョッと危ないなーと食べられないでいたが、なんとサマーは朝から腹一杯食べてきたという。しかも、二日連続。5000アリアリくらいで、腹一杯食えるらしい。サマーは「牡蠣は中国でも毒されてるから、中国人には、ここの牡蠣も変わらないよ」と言う。中国内陸からきた彼には全く問題ないようだ。

ポッチャリ系のサマーは見た目通りに、食べ物が目に入ると必ず買う。串焼き屋でも、まず、全ての種類を10本づつ頼み、店の中に売りにやってくる、食べ物の売り子からも、目についたものはドンドン買いまくる。見たことないが、爆買い中国人というのは、こういう人たちのことかもしれない。サマーの英語はイマイチで、あまり丁寧な話し方が出来ない。常に単調な命令形で話すサマーは、悪気はないだろうが、出っ張ったお腹と相まって、かなり横暴なヤツに見える。実際、ゴミを道に捨てるし、物の扱いが雑だ。世界中で中国人旅行者の評判が落ちているが、サマーはその最前線だ。















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