コートジボアールのVISAが降りたその日に、ケープコーストへ移動した。ところが、気がつくと乗っていたバスはケープコーストを通り過ぎて、タコラディという町にいた。既に夜9時半でこれからケープコーストに行く方法もないので、バスに一緒に乗っていた男が安宿探しに協力してくれ、1泊した。
そして、今朝早く、ミニバスでケープコーストに到着。時刻は10時半。既にスゴい暑さだ。バスは町の中には入らず、ペル ジャンクションというところで止まった。昨日バスでケープコーストに気がつかなかったのは、運転手が、ケープコーストとは言わず、ペル ジャンクションと言ったからだ。
町中を歩いて、有名なケープコースト城へ向かう。なかなか立派な建物だ。アクラのジェームス フォートに比べて、遥かにキレイにしてある。さすが世界遺産は違う。
ケープコートにはオアシスという快適なドミのある宿があるのだが、着くといっぱいで泊まれなかった。目の前にはビーチがあり、ケープコースト城のすぐ横だ。外にはソファが並んでいて、オープンなバーになっている。ここのドミ20セディは、今までの宿と比べるとスゴいコスパだ。
仕方なく、オアシスのスタッフに教わった安宿へ向かった。そこもオアシスに安さではひけをとらなかったが、クオリティは天と地ほどの差があった。こっちは完全ローカル御用達の宿だ。
宿に荷物を置いてから早速ケープコースト城を見てみることにした。必ずガイドがつくようで、他に外国人が5人ほどいるグループに入った。奴隷が入れられていたチャンバーや船に乗せられるまでに通る通路、お仕置き部屋などを見て、船着き場への扉をくぐると、そこは漁村だった。当時は門をくぐったところから奴隷を船に乗せたそうだ。
40セディ(1026円)の入場料にしてはかなりしっかりしたガイドで、二時間近く訛りのない英語で説明してくれた。ここはガーナも力を入れているのか、他に比べると観光のクオリティが異様に高い気がした。
城の近くのビーチでは子供たちが遊んでいる。大西洋は相変わらず波が高いが、なかなかよい雰囲気だ。オアシスに泊まれていたら、ケープコーストに長居してもいいなーと思った。
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