2017/JAN/27 「難攻不落ガーナVISA」

ワガドゥクに着いた翌日、ガーナビザの為の書類の準備を始めた。なにしろ、これまで会った韓国人のクンも、スペイン人のハビエルもここで申請して却下されている。一度受理したあとに、受取日に行くと却下というのがダメなときの流れで、ガーナビザは受付後も油断ならない。ネットで調べた限り、日本人では2015年にとれた人がいたが、そのあとは聞かない。できる限りの準備をした方が良さそうだ。

まず、日本大使館へ行き、サポートレターを貰う。領事担当はここでも「旅レジの登録をお願いしま」と同じことを言ってきた。旅レジは旅程を出すので、次に行く国の大使館にも連絡が回り、行く先々の大使館から旅程を教えてほしいとメールがくる。何処か監視されている気分になる。ここの領事は対応がとても良く30分ほどでレターを作ってくれた。

そして、宿に戻り、渡航理由書、旅程表、ホテル予約票、残高証明を用意した。これはアンゴラやコンゴ民主の時とほぼ同じだが、今回は渡航理由を建築を見るためとしているので、簡単な履歴書も作った。働いていた時のプロジェクトの写真等はもってなかったので、ネットで画像をひろってきて、それっぽく貼り付けて作った。近くのネットカフェで印刷して、翌日ガーナ大使館へ提出。

大使館スタッフはかなり無愛想な人で、受理してもらうまで少し粘る必要があり、受付を完了したときには「次回は日本でVISAを取ってからくるように」と軽くお叱りをうけた。
そして待つこと二日、受取りにガーナ大使館へ行くと、申請の時とは違うスゴいフレンドリーなおじさんが、「ほら!ビザだぞ」とパスポートを投げてよこした。おー!ガーナビザだ。やはりクンもハビエルも努力が足りなかったのだ。ベストを尽くせば取れるじゃないか!アフリカでは努力を惜しむヤツにはビザはおりないのだ。難攻不落と言われたガーナビザ、トーゴ国境で150ドル払わなくて本当に良かった。

今日中にワガドゥクから移動したかったので、すぐにバス会社へチケットを買いに向かった。つぎはボボ ドュラッソに行こうと思っていたが、昨日ツインルームをシェアした大学生の男の子が、「ボボはイマイチでした」と言っていたので、ガーナ国境近くのポーという町まで行くことにした。

大学生の男の子は朝、体調が悪いので病院へ行くと言っていたがどうなったのだろう。宿に荷物を取りに戻るとまだ戻ってなかったので、挨拶も無しで去ることになってしまった。たいしたことなければよいが。






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