バンディアグラからのバスは15時間ほどでマリの首都バマコに着いた。朝の4時とどうしょうもない時間に着いたので、バスのなかで朝まで寝た。
バマコではギニアビザを取って、直ぐに出る予定だ。ギニア大使館は分かりづらい場所で、さらにバマコには大使館とは別にギニア領事館もあり紛らわしかった。ダブルエントリーのビザが60,000CFA(12,000円)と聞いていたが、ダブルはなく、シングル50,000CFA(10,000円)かマルチ80,000CFA(16,000円)のみだった。これからリベリア、シオラレオネ、ギニア、ギニアビサウと回るには、マリからだとリベリアと国境を接してないため一度ギニアを通ることになる。そしてシオラレオネの後、またギニアへ入国する必要がある。なのでギニアビザはダブル以上が必要になるのだ。
領事担当に大袈裟に「80,000CFAもするの?こんな高いビザははじめてだ!ダブルで足りるのになー」とぶつけてみたが、「シングルかマルチか」としか言わない。しかも即日に取れるものだと思っていたのに翌営業日だった。今日は金曜日なので受け取りは月曜だ。これは別のスタッフが時間がないというなら出してあげなよと助け船を出してくれたが、領事担当の意志は固く、月曜だと言ってブレない。
時間もお金も予想以上にかかってしまったギニアビザだが、ビザ代を渡すと領事担当は札を数え間違えて、10,000CFA返ってきた。普段なら数え間違えだよと教えるが、全く融通のきかないこの領事には黙っておくことにした。
どうやらバマコには見所は無いようで、町を見るのも1日あれば十分だった。ただ、ちょうど町で催し物があり、二日続けて見に行った。竹馬のような物を使った躍りや、大道芸、創作ダンス、ライブ演奏とかなり幅広い出し物が深夜までやっていて、クオリティはともかく、時間を潰すにはよかった。
そして翌朝、いよいよ出発しようとすると体調が悪くなり、病院へ行くとまたマラリアだった。マラリアは再発するのだ。ドゴントレッキングでも大丈夫だったので、さすがに治ったと思ったがここにきてまた再発した。バマコの滞在は長引きそうだ。
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